すると、ふたりの盲人が道ばたにすわっていたが、イエスがとおって行かれると聞いて、叫んで言った、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちをあわれんで下さい」。
それから、彼らはエリコにきた。そしてイエスが弟子たちや大ぜいの群衆と共にエリコから出かけられたとき、テマイの子、バルテマイという盲人のこじきが、道ばたにすわっていた。
「あなたがたはキリストをどう思うか。だれの子なのか」。彼らは「ダビデの子です」と答えた。
そのとき宮の庭で、盲人や足なえがみもとにきたので、彼らをおいやしになった。
そして群衆は、前に行く者も、あとに従う者も、共に叫びつづけた、 「ダビデの子に、ホサナ。 主の御名によってきたる者に、祝福あれ。 いと高き所に、ホサナ」。
彼は預言者であって、『その子孫のひとりを王位につかせよう』と、神が堅く彼に誓われたことを認めていたので、
そのとき、イエスはさまざまの病苦と悪霊とに悩む人々をいやし、また多くの盲人を見えるようにしておられたが、
「主の御霊がわたしに宿っている。 貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、 わたしを聖別してくださったからである。 主はわたしをつかわして、 囚人が解放され、盲人の目が開かれることを告げ知らせ、 打ちひしがれている者に自由を得させ、
すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。
われわれは盲人のように、かきを手さぐりゆき、 目のない者のように手さぐりゆき、 真昼でも、たそがれのようにつまずき、 強壮な者の中にあっても死人のようだ。
耳しいよ、聞け。 目しいよ、目を注いで見よ。
わたしは目しいを 彼らのまだ知らない大路に行かせ、 まだ知らない道に導き、 暗きをその前に光とし、 高低のある所を平らにする。 わたしはこれらの事をおこなって彼らを捨てない。
その日、耳しいは書物の言葉を聞き、 目しいの目はその暗やみから、見ることができる。
主は盲人の目を開かれる。 主はかがむ者を立たせられる。 主は正しい者を愛される。
まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。
群衆は彼らをしかって黙らせようとしたが、彼らはますます叫びつづけて言った、「主よ、ダビデの子よ、わたしたちをあわれんで下さい」。
